夏の甲子園 熱中症対策
甲子園球場の熱中症対策について
大丈夫でしょうか?高校球児と応援団
連日の猛暑の中、いよいよ夏の甲子園大会が始まりました。
テレビのニュースでは、毎日のように熱中症の話題が多く取り上げられていますが、
この暑さの中で戦う高校球児やその応援団の方、球場で観戦する高校野球ファンの
方々の熱中症が心配です。
昨年の第100回夏の甲子園大会の期間中には、選手、観客、関係者を含めて
熱中症や日射病の疑いのある人の合計が343人に上ったそうです。
それを受けてか、阪神甲子園球場では、オフシーズンの間に約7000万円を
かけて新たな熱中症対策の改修工事を行いました。
その対策とは
・アルプス席や外野席の通路などに、エアコンを計28台増設
・各入場門に扇風機計12台設置
・アルプス席の応援団が利用するエリアの床に遮熱塗装
・アルプス席と外野席の3階通路の窓に遮熱シート
・4・5号門、11号門の入り口ゲートにミスト噴射機を設置
大会期間中には球場と主催者が協力して
・次の試合のために待機する応援団用に、アルプス席入り口に日よけテントと
扇風機を設置
・アルプス席2階に冷房を完備した応援団用の休憩所を設ける
・阪神甲子園駅前広場にミスト扇風機4台を設置
また、ベンチ内には以前から奥の壁といすの間にクーラーが設置してあり、
選手はベンチに戻るとそこで身体を冷やすそうですよ。
それでも、西宮市の天気予報を見ますと、連日最高気温34~35℃くらいの
猛暑が続くみたいです。
8月13日の予報などは、最高気温37℃ですよ!!
ちなみに、球場内のスタンドでは、40~45℃くらい
甲子園のマウンドの表面温度は、50~60℃くらいになると言われています!
その中で、投手は時に200球近いボールを投げることもあるわけですから、
彼らの身体の負担は、想像もつきません。
まさに熱闘、熱投!!!
とにかく、できる限り良い状態で悔いのない試合をしてもらいたいものです。
そして、選手、応援の皆様の無事を祈ります!