バーチャル楽器博物館
浜松 楽器博物館について
楽器の街 浜松と言われる訳は?
浜松市民の方にとっては今更の話題ですが、浜松には浜松市楽器博物館があります。
世界から収集した楽器を公開展示し、世界的にも大規模な、日本で唯一の
公立楽器博物館です。
この楽器博物館が、今年の4月で開館27年目を迎えます。
楽器実物資料3300点(ヨーロッパ1750点、アジア630点、オセアニア160点、
アフリカ230点、アメリカ200点、日本330点)、楽譜・絵画・彫刻等楽器外資料150点、
和書・洋書等図書資料8500点、CD・ビデオテープ等視聴覚資料2000点を所蔵して
います。
浜松といえば「鰻」と思い浮かべる他県の方も多いかも知れませんが、「楽器の街」
でもあるのです。
なぜ「楽器の街」と言われるようになったのかと言いますと、まず浜松には日本の
三大楽器メーカーの本社があります。
ヤマハ・カワイ・ローランドです。
ハーモニカやリコーダーで有名な鈴木楽器製作所も浜松市です。
鈴木楽器製作所はオルガンも有名で、鍵盤ハーモニカの「メロディオン」も
鈴木楽器製作所が作っています。
また、エフェクターブランドのBOSSも浜松にあります。
なんと楽器メーカーだけで、実に200社以上が浜松に拠点をおいているのです。
そのため、ピアノ・管楽器・電子ピアノ・鍵盤ハーモニカの生産で世界シェア1位を
占めています。
さらに、浜松のランドマークとなっている浜松駅のすぐ横に位置するアクトタワーは、
ハーモニカをイメージしたデザインになっています。
そんな楽器の街浜松に楽器博物館があるのは、必然かも知れませんね?
しかし、意外と浜松市民の方にも知られていないのは、
「バーチャル楽器博物館」というのがあることでしょう。
昨年の5月に作られました。
楽器博物館のホームページの左下にありますよ。
解説が流れないのが、残念ですが雰囲気は味わえると思います。
浜松にお越しの時は、浜松駅のすぐそばにありますので、ぜひ実際に足を運んでみて
ください。