将来、人口が激変する自治体
2045年推計人口は、2015年比で大幅に減少する!
30年間で人口が半減する自治体続出!人口が増加する自治体も!
東洋経済オンラインによりますと、2045年の日本の人口は1億600万人程度と
なり、人口が30年で2000万人以上減少すると予想されています。
特に2015年と比べると、30年で人口が半減する自治体が、49市もある
とのこと。
地方での人口減少は歯止めがかからず、2045年に推計人口が1万人を
下回る市が23市あります。
上位に位置する市をあげると(2015年と2045年を比べて)
1位 北海道 歌志内市 77.3%減少 3,585人 → 813人予測
2位 北海道 夕張市 74.5%減少 8,843人 → 2,253人予測
3位 高知県 室戸市 66.1%減少 13,524人 → 4,579人予測
4位 北海道 赤平市 65.6%減少 11,105人 → 3,819人予測
5位 北海道 三笠市 64.6%減少 9,076人 → 3,213人予測
減少率がすごいことになっていますね?(70%減以上?)
人口予測は、統計予測データの中ではそんなに大きな誤差が出ないデータであると
聞いたことがありますが、それでも信じがたい数字です。
ついでに加えますと、上位50位の中で静岡県内では、2市ありました。
29位 下田市 53%減少 22,916人 → 10,767人
38位 伊豆市 51.6%減少 31,317人 → 15,149人
となっています。
上位500の自治体の中に浜松市は、含まれてないから安心とも言えません。
浜松市のホームページから2045年の人口予測を調べますと2015年比で
浜松市 16.6%減少 796,490人 → 664,406人
将来的に山間部などではインフラ整備や行政サービス、移動手段などが行き届か
なくなる恐れが指摘されています。
生活のためには、否応なくみんな中心部へ集まって生活せざるを得なくなるかも
知れませんね。
ちょっと驚いたのは、2045年、いまから約25年後に人口が逆に増えている
という自治体が、500自治体の中に4つあるんです。
東京都 中央区 34.9%増加 141,183人 → 190,496人予測
東京都 港区 34.4%増加 243,283人 → 326,876人予測
東京都 千代田区32.8%増加 58,406人 → 77,589人予測
愛知県 長久手市22.7%増加 57,598人 → 70,660人予測
中央区などはこれから選手村跡地を分譲マンションとして販売することが
予定されていますし、加えて港区、千代田区と共に都心回帰の動きが出てくるという
ことが予測されているのだと思われます。
4番目の長久手市は、名古屋市と豊田市に隣接しており、大企業が集積する地域への
人口集中が予想されているとのこと。
しかし、今後10年から20年間で人口もそうですけど、AIなどの開発による
仕事減もあるでしょう?
激動の20年間になりそうですが、日本人の知恵と連帯を信じたいものです。