大谷選手の読書術
大谷選手の読書に対する考え方とは?
さずがMVPは、違います!
今週、大谷翔平選手がアメリカンリーグのMVPを受賞しました。
一昨日から、各メディアで大きく取り上げられていますので、知らない方は
少ないでしょう。
そのニュースの中で、私が最も感銘を受けたのは、大谷選手の読書術に関してでした。
大谷選手が高校一年生の時、花巻東高校野球部で書いた「目標達成シート」は、
有名ですよね?
夢をかなえるための要素として、大谷選手は体づくり、コントロール、メンタル、
スピード、キレ、人間性、変化球と一緒に、「運」を挙げており、その運を引き寄せる
ための方法のひとつとして「本を読む」と記していました。
運を引き寄せるために「本を読む」なんて、初めて聞きました。
これが高校1年生の発想でしょうか?
読書家としても知られる大谷選手の読む本は、経営学から人生哲学、スポーツ科学など
多岐にわたっています。
その読書法も独特で、あるインタビューに同じ本を何度も読むと答えています。
「1回読んだだけでは、その本から得られるものは30~40%くらいだと思う。
それを2回、3回、読むことによって、もっと違う捉え方ができるっていうのはあります」
また同じインタビューの中でこうも言っています。
「それが座右の銘です、とかはないですね。そういう言葉があれば、また逆の言葉も
あるので。そっちだけをフォーカスして捉えていくと、別の捉え方ができなくなったり
栄養学でも『こういうダイエットがいいですよ』というのがあれば、『そのダイエットは
ダメですよ』という本もある。
どっちも読む必要があって、それを理解した上で、自分がどっちに行くかが大事なので
どっちかだけを読んで、これすごい良いなと思って、それだけにいくのはちょっと
危険かなと思いますね。なので、いろんな本をいっぱい読んだ方が、自分で決めるのも
うまくなるし、大事かなと」
まだ、27歳なのに、この考え方。
二刀流でMVPは、なるべくしてなったと言えるかも知れません。
来シーズンは、遠慮しないで「最多勝」に「三冠王」も獲っちゃってくださいねー。
こんな大谷選手には、「前人未踏」が似合いますから、、。