ベランダとバルコニーの違いって?
ベランダとバルコニーの定義とは?
ルーフバルコニーやテラスとは?
共用部分にご注意を!
ベランダやバルコニーは、共用部分です
ベランダとバルコニーの違いって、ご存知でしょうか?
誰もが知っている言葉ですが、意外とその定義を知っている方は少ないかも知れません。
ベランダは、ポルトガル語で「建物の外に張り出した部分」という意味になります。
一般的には、ベランダは2階以上にあり、住戸から外に張り出していてある程度の
雨風をしのげる屋根のあるスペースを指します。
一方バルコニーは、イタリア語で「建物の外に張り出した屋根のない手すりつきの場所」
と言う意味になります。
つまり、ベランダとバルコニーに違いって、簡単に言ってしまうと
屋根があるかないかなんですねー。
ついでに、テラスというのは、フランス語で「盛り土」の意味なんだそうですよ。
建物の1階の外側に突き出ていて地面より一段高い空間になります。
テラスには屋根や塀があるものないものがあり、庭の一部と言うイメージですね。
さらに、ルーフバルコニーっていうのもあります。
ルーフバルコニーとは、階下の屋根上にあるバルコニーのことです。
ルーフテラスと呼ばれることもあり、通常のバルコニーより面積が広いのが特徴です。
ところで、このベランダやバルコニーにあたる部分は、マンションでは、
共用部分になります。
ベランダやバルコニーは優先的に使用する権利はありますが、窓から内側の専有部分
(室内)とは区別されますのでご注意ください。
通常、ベランダなどは隣との境は薄い板で仕切られ、火災などの災害時に避難路として
使うために簡単に蹴破れるように作られています。
非常時には、ベランダやバルコニーは避難通路になりますので、通路を塞ぐような物を
置いてはいけないことに管理規約などでは決まっているはずです。
ついでにベランダでたばこを吸うというのも、管理規約や使用細則で決まっている
マンションもありますので、規約に違反すると、状況によっては損害賠償請求をされる
可能性もありますので、事前に管理規約をしっかりと確認しておくようにしましょう。
