ハラスメントの種類について
ハラスメントの定義とは?
ハラスメントの種類について
こんなハラスメントもあります。
これもあれもハラスメント?
ハラスメントとは相手に対して行われる「嫌がらせ」のことで、地位や権力などを
背景に相手に嫌がらせを行うパワハラ(パワーハラスメント)や男女問わず性的な
嫌がらせを行うセクハラ(セクシャルハラスメント)など様々な種類のハラスメントが
あります。
ハラスメントを定義するにあたり重要なのが、行為者がどう思っているのかは関係なく
相手が不快な感情を抱けばハラスメントになること。
ただし、客観的に正当性が認められる場合はハラスメントにはなりません。
このハラスメントの種類ですが、年々増えているようです。
現在は40種類以上はあるようです。
今回は、「こんなハラスメントがあるの?」というものをいくつかご紹介します。
時短ハラスメント(ジタハラ)
働き方改革で残業を減らす動きが出ていますが、行き過ぎてしまうとそれも
ハラスメントになってしまいます。
また、働きたいのに無理にシフトを削られたり、時短勤務を強要されたりするのも
ジタハラに当てはまるそうです。
ブラッドタイプハラスメント(ブラハラ)
血液型が与える印象で、その人の人柄や性格を決めつけるような言動を言います。
いわゆる「血液型占い」の影響が大きく、一般的には「A型は几帳面」
「B型は自己中心的」「O型は大雑把」「AB型は変わり者」などの決めつけがあります。
テクノロジーハラスメント(テクハラ)
パソコンやスマホなどハイテクノロジーに詳しい人が、それらを苦手とする人にする
嫌がらせ。
「こんな簡単なことも分からないの?」とパソコンの知識不足などを馬鹿にしたり、
わざと難しい専門用語を使って教えたりします。
エアコンハラスメント(エアハラ)
例えば、猛暑日にエアコンの使用を禁止したり、寒がっている人がいるのにも関わらず
無視して設定温度を下げたりすることがこれに当たります。
今回の調査で私が最も驚いたのはこれです。
ヌードルハラスメント(ヌーハラ)
ヌードルハラスメントとは麺類などをすする音によるハラスメントこと。
すする際の音がトイレの音や掃除機の音を連想しまうことから不快と感じる方が
多いとか。
すするという「文化」がない外国人に言われるのならまだわかりますが、日本人の中にも
この音を嫌う方は少なくないといいます。
ラーメンや蕎麦、うどんの他にもお茶漬けやお味噌汁などをすする音も
ヌードルハラスメントの一種に該当するそうです。
限度を超えて人に不快感を与えるような大きな音を出すことは確かに良くないと
思いますが、少しくらいの音でもダメなんでしょうか?
ここまでくると、息苦しい世の中になってきたなぁと思ってしまいますね。
もっと寛容な社会の方へ向かっていってくれないものでしょうか?