醍醐味って、どんな味?
「醍醐味」の語源は?
ゴダイゴとの関係は?
「醍醐」の意味とは?
「醍醐味」という言葉があります。
この言葉の意味は、物事の本当の面白さ・深い味わい・神髄などです。
ここで不思議なのは、なぜ「味」という字がつくのかということです。
それを調べてみますと、「醍醐」というのは、もともと仏教用語で牛や羊の乳を
精製した液汁なんだそうです。
仏教では牛や山羊のミルクを精製する過程を5段階に定めていました。
それを「五味」と言います。
五味とは乳(にゅう)から酪(らく)、生蘇(しょうそ)、熟蘇(じゅくそ)へ変化し、
そして醍醐(だいご)になります。
つまり、「醍醐」で最上の味を持つ乳製品になるというわけです。
現在のヨーグルトやレアチーズ、バターなどの濃厚な味わいの食品だったそうです。
一説ではさらに煮詰めて乾燥させた、ハード系チーズのようなものとも考えられて
います。
当時は、ごく限られた高貴な人たちの食べ物だったようです。
そこから、最高の何物にも代え難いという意味の「醍醐味」という言葉が
生まれたということです。
そういえば、昔「ゴダイゴ」というグループがあったなぁと、、。
ひょっとして「醍醐味」から名前を取ったのかも知れないと思い、ついでに
調べてみました。(笑)
ウィキペディアによりますと、グループ名は、
”リーダーのミッキー吉野は自分の姓「吉野」から吉野朝廷→後醍醐天皇と連想でき、
子供のころから好きだったからと語っている。
英語表記では“GODIEGO”となる。
「DAI」ではなく「DIE」という表記を思い付いたのはスティーブ・フォックスである。
「生きて、死んで、また生きる」つまり不死鳥、復権した後醍醐天皇、七転び八起き、
あるいは輪廻転生がイメージできることからミッキー吉野も同意したという。
また「GOD」「I」「EGO」と分けると、「神」「自分」「エゴ」という意味にもなる”
やっぱり、「醍醐味」からではありませんでしたが、これはこれでゴダイゴにも
深い意味があったことがわかりました!