なぜ「ハットトリック」というのか?
ハットトリックの語源は?
ハットトリックは、クリケットから?
サッカーやアイスホッケーで使われている「ハットトリック」
この語源について調べてみました。
まずハットトリックとは、1試合に同じ選手が3得点入れることを指しますね?
ハットトリックの語源は諸説あるようですが、一番有名なのは、元々イギリス発祥の
クリケット(野球の原点)というスポーツから由来していると言われおり、
打者を3人連続アウトを取ると、高級な帽子が贈られます。
クリケットではボーラーと言われる投手が、ウィケットという柱に向かってボールを
投げその柱を倒したらアウトとなります。
3連続でウィケットを倒すのはとても難しため、これを成し遂げたボーラーには
名誉をたたえて高級な帽子(ハット)が与えられました。
このことから「ハットトリック」と言われるようになったという説です。
その他にも
・選手の功績を称え観客が帽子を投げ入れたこと。
・ハットトリック(Hat Trick)文字通り訳すと帽子の奇術といい、
3人連続でアウトを取るには奇術のように難しいから。
などの説ががあります。
更に6点取ると「ダブルハットトリック」9点なら「トリプルハットトリック」と
言われるそうですね?
一人で9点も取った選手がいるんでしょうか?
いました!
2019年5月31日の記事を抜粋すると
”U-20ワールドカップ・グループステージC組第3節、ノルウェー対ホンジュラスの
試合が現地時間30日に行われ、ノルウェーが12-0という驚異的なスコアで
大勝を飾った。
FWアーリング・ブラウト・ハーランドが1人で9ゴールを叩き出している。
18歳の長身FWであるハーランドは前半だけで4ゴールを挙げ、チームも5-0と
大きくリード。
後半にはさらなるハイペースでゴールを重ね、最終的にハーランドの
“トリプルハットトリック”となる9ゴールを含めた計12得点でノルウェーが圧勝した。
国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトなどによれば、12-0というスコアは
U-20ワールドカップにおける最多得点差試合の新記録となる。”
私が不思議に思うのは、6点、9点は名前が付いているのに、4点または5点を
一人で得点しても、特に呼び名はないということです。(笑)
ちなみに
イタリアでは2点=ドッピエッタ、3点=トリプレッタ、4点=ポーカーと
言うようですが、、。