日本のお金を造るといくら掛かる?
硬貨や紙幣の原価はいくらでしょうか?
日本最古のお金は?
50円玉を作る原価は高い?
今日は、私にとって一番身近で一番遠い存在?(笑)のお金についての記事です。
そのお金についてですが、紙幣は日本銀行で硬貨は日本政府が発行していることは
意外と知られていないようです。
ちゃんとお金に、紙幣には日本銀行、硬貨には日本国となっています。
さて、そのお金を造る原価がいくらかかっているかを調べてみました。
まず紙幣ですが、
・1万円札を作るのに、約22円
・5千円札を作るのに、約21円
・千円札を造るのに、約15円
・あまり見ませんが、二千円札を造るのに、約16円掛かっているそうです。
お金の価値が上がるごとに原価が高くなっているのは、偽札防止のための
措置が多く取られているからでしょうか?
硬貨については、
・500円玉が、30円
・100円玉が、25円
・ 50円玉が、20円
・ 10円玉が、10円
・ 5円玉が、7円
・ 1円玉は、3円
10円を作るのに10円かかって、5円や1円は作るほど赤字なんですねー?
そして、1万円や5千円より、500円玉や100円玉を作る方が原価が
高くつくとは、、。
私はなんとなく、50円玉は、真ん中に穴をあける手間があるから、もっと
高いのかと思っていました。
ついでに、日本最古のお金は、中国の開元通宝という貨幣をモデルに
708年に作られた「和同開珎(わどうかいちん、わどうかいほう)」と
いわれています。
和同開珎は、710年に新しく都となった平城京造営に伴う、労賃や
資材購入などの支払いのために発行されたと考えられています。
私も和同開珎が、日本最古のお金だと聞いた覚えがあったのですが、
それより前に「富本銭(ふほんせん)」というものが、奈良県明日香村や
平城京跡、長野県などでも発掘されているそうです。
ただし、「富本銭」については「広く流通した貨幣ではないか」という説のほか
「まじない用の銭貨」という説もあります。
今のところ、その真偽は判明していないようです。