コロナ関連 最新投資用不動産の現状
2020年1月~3月期の収益物件の価格と利回り動向
融資の現場で起こっていることとは?
今後の不動産融資はどうなる?
楽待 不動産投資新聞に最新の不動産投資状況についての記事が出ていましたので
一部抜粋してお知らせします。
楽待では、4半期に一度、全国の楽待掲載物件の価格と表面利回りを調査しています。
2020年1月1日~3月31日までに新規掲載された全国の物件の平均を
算出しています。
一棟アパート、一棟マンション、区分マンションの全種別で物件価格の
下落傾向が見られました。
詳しくは、下記のページをご覧ください。
https://www.rakumachi.jp/news/column/258530?uiaid=rcm
簡単に言いますと、一棟アパートの物件価格は2019年に入って下落し続けています。
一棟マンション価格については、2016年10~12月期から
下落傾向がすでに見られますので、今回の下落傾向がコロナウイルスだけの
影響だとは一概に言えないと思います。
2020年1月~3月までの表面利回りの平均は、一棟アパートで9.62%で
2019年から緩やかな上昇傾向にあります。
一方、一棟マンションでは、8.18%と前期下落から上昇に転じました。
相対的に物件価格が下がってくれば、それに相反して利回りは上がりますので
その傾向がより強く出たといった感じでしょうか?
もう一つ投資用不動産融資に関する記事もありましたので、こちらもご紹介します。
私のブログでも書いてきましたように、スルガ銀行の不正融資問題などによって
すでに昨年から融資条件が厳しくなっていました。
しかし、現在は更に厳しくなっていると言います。
その理由は2つです。
一つは、景気の先行きが不透明な状況の中で、担保評価の低下や家賃下落、
空室増、滞納の発生など金融機関の懸念材料が増えているということ。
それだけ、マンション経営のリスクが増加しているということですね。
そして、もう一つは、政府が打ち出したコロナ対策の緊急融資の申込が
殺到し、どの金融機関も投資用不動産への融資に手が回らなくなっていることだと
言います。
要するに他の案件をやっている余裕がないということだそうです。
ただし、感染者が少ない静岡県は、北海道や東京と比べれば、まだそれほどの
急変はないようですが、、。
最後に楽待新聞編集部が、3月25日~4月6日にかけて、全国の投資家
400人にアンケート調査をした結果が出ています。
Q 今後、投資用不動産向け融資はどうなると思いますか?
厳しくなる 55%
緩くなる 22%
変わらない 18%
わからない 5%
半数以上の方が、厳しい見方をされています。