浜松の地価動向について
静岡県の不動産市況DI調査結果
浜松の6か月後の地価動向予想は?
浜松市の地価は、下落予想?
静岡県不動産鑑定士協会は、県内の不動産業者を対象に実施した市況調査の
結果を発表しました。
調査は、県内の不動産業者に対して過去半年の不動産市場に関する「実感」と
この先半年間の「予測」についてアンケート調査をしたものです。
それによりますと、2019年10月1日を基準として過去6か月間の地価動向の
実感値を示す地価動向判断指数DIは、前回調査(2019年4月1日)と
比べて
上昇・やや上昇 -5.1ポイント 9.0%
横ばい +2.2ポイント 61.3%
下落・やや下落 +2.8ポイント 29.6%
地価動向全体としては、前回調査のー9.7ポイントから今回はー13.0
ポイントとなり下落実感が増加しました。
この理由として
・沿岸部や郊外部での被災リスク
・過疎化等による需要減
・空き家の増加に伴う供給過剰感
・全体的に先行き不透明感
・消費増税後の景気減退による懸念
などがあげられています。
では、この先6か月後の地価動向予想については、前回と比べて
上昇・やや上昇 -4.9ポイント 4.6%
横ばい +0.7ポイント 57.6%
下落・やや下落 +4.1ポイント 37.8%
地価動向全体としては、-14.9ポイントからー21.1ポイントと
下落予想が増加しました。
浜松地域に限って見てみますと
過去6か月間の地価動向実感
上昇・やや上昇 16.9%
横ばい 66.3%
下落・やや下落 16.8%
この先6カ月後の地価動向予想
上昇・やや上昇 5.1%
横ばい 64.3%
下落・やや下落 30.6%
この結果は、あくまで不動産業者の実感値ですので、なんとも言えない部分も
ありますが、プロは、かなり悲観的に地価動向を見ているのはわかります。
最近使われてる言い方で、
「不動産の買いはゆっくり、売りは素早くく」という言葉が当てはまりますね?