祝 プレミア12優勝! 稲葉監督について
日本代表監督 稲葉篤紀さんについて
稲葉監督 おめでとうございます!
先日のプレミア12での優勝!世界一!おめでとうございます!!
優勝した瞬間のベンチ内で、稲葉監督が溢れる涙をこらえきれないシーンに
私も思わず、もらい泣きしそうになりました。
私は、熱烈なプロ野球ファンというわけではありませんが、プロ野球球団の中では、
ヤクルトが一番好きなんです。(今年はダントツ最下位でしたけどね)
稲葉監督が、ヤクルトの現役選手の頃、私は時々神宮球場へ観戦に行ってました。
テレビには映りませんが、球場で観ているとイニングごとの交代時に
稲葉選手が、全力疾走でライトの守備につき、チェンジになれば全力疾走でベンチに
戻っていく姿を見て、最初は驚きました。
他の選手が駆け足で戻る姿と比べると、そのスピードが全然違いました。
それを試合終了までずっと続けているんです。
いつ行っても、稲葉選手のその姿は変わりませんでしたから、試合に出ている時は
いつもそれを続けていたのでしょうね?
これだけで、この選手が普段どんな努力をしているのかが、垣間見えます。
私は、それ以来、稲葉選手のファンになりました。
ヤクルトから日本ハムに移籍してからも、ひそかに応援していました。(笑)
そんな稲葉選手が、代表監督になり宿敵韓国を倒して世界一へと昇りつめたのですから
もう喜び爆発です。
日曜日は、あびるほど一人で祝杯をあげましたよ!えー!(笑)
イチローとのエピソード
稲葉監督が、少年時代に通っていた隣町のバッティングセンターで、中学生に
とっては、速球といえる120km前後のボールをポンポンと打ち返す同年代の
左打者をよく見かけて感心していたそうです。
そう、それが、イチローだったそうです。
時が流れて、2015年の報道ステーションで野球キャスターとして出演していた
稲葉監督から、イチローにインタビューをお願いしたんだとか。
気難しいイチローですから、断られるかもと思ったそうですが、イチローは
二つ返事でOKしたのです。
なぜなら、イチローがプロになる大きな指針になったのが稲葉監督だったから
だそうです。
イチローいわく
「僕が中学3年生のとき、稲葉さんが中京高校(現・中京大中京高校)の
Tシャツを着て、バッティングセンターにいらっしゃった。
『将来、この人は確実にプロに入る人だ』と聞いていた。
稲葉さんが打っているのを見て、『俺、プロに行ける』と思った。
大変失礼な言い方ですけど。稲葉さんは大きな指針になってくれた。」
本人を前にして「それ言っちゃう?」って、
天才イチローらしいというか、大いに失礼な発言のように思いますが?(笑)
稲葉監督は苦笑するしかなかったと思います。
そんな2人が2009年のWBCでチームメイトとなり、経験豊かなベテランに
なっていた両者が日本代表をまとめて優勝に貢献したのです。
そして天才イチローが引退会見で、自分には人望がないから監督は無理だと言い、
ファンからもチームメイトからも愛された、本当に人徳ある稲葉選手が
代表監督となり、優勝の美酒に酔う。
人生って、おもしろいですね?