春野町の白井鐵造記念館
白井鐵造氏について
宝塚の育ての親と言われた人
皆さんは浜松市の名誉市民にもなられている白井鐵造氏をご存知でしょうか?
恥ずかしながら私は全く存じ上げませんでした。
たまたまネタ探しで浜松市関連の話題をネット検索していましたら、春野町に
白井鐵造記念館なるものがあることを発見しました。
記念館が出来るくらいなら凄い人ではないのかと思い調べた次第です。
おそらくオートバイ?または楽器?関連かと想像していた私でしたが、白井鐵造氏は
なんとあの宝塚歌劇団の育ての親と言われる人物だったのです。
ウィキペディアから抜粋した簡単なプロフィールを書きますと、、
”白井 鐵造(しらい てつぞう、1900年4月6日 - 1983年12月22日)
本名は白井虎太郎 静岡県周智郡犬居村犬居(現:浜松市天竜区春野町)生まれ。
宝塚歌劇団の演出家。宝塚歌劇団元理事長
レヴューの王様と謳われ宝塚レビューを形成した第一人者である。
犬居尋常小学校を卒業後、浜松日本形染株式会社に入社したが、1917年に退社し、
ダンサーを目指し上京。
1921年、演出家として宝塚歌劇団に入団。翌年、月組公演『金の羽』にてデビューを
果たす。
ダチョウの羽を使った羽根扇、タップダンス、それまでは白塗りだった舞台メイクが
ドーランになり、足を高く挙げる振付のラインダンスなどを日本初登場させた。
白井が作詞を担当した「すみれの花咲く頃」「おお宝塚」などの現在まで歌い継がれて
いる。
約60年間、およそ200の作品をつくり続ける。
主な作品には、、、
・モン・パリ(振付)
・パリゼット
・ローズ・パリ
・サルタンバンク
・ブーケ・ダムール
・ラ・ロマンス
・花詩集
・源氏物語
・虞美人
・三つのワルツ
・シェルブールの雨傘(歌劇団以外での演出)
・白蛇伝絵巻(歌舞伎座で歌右衛門が上演)
長年の歌劇への功績を讃え、1964年には紫綬褒章を、1970年には勲四等旭日小綬章を
受章。
1982年には浜松市名誉市民に選出
1983年12月22日、宝塚歌劇団の創立70周年を見ることなく貧血症により死去。83歳没。
2014年には『宝塚歌劇の殿堂』最初の100人のひとりとして殿堂表彰
まさに宝塚歌劇団の育ての親ですねー?
記念館が出来るのも納得です。
ご興味のある方は、記念館へも足を運ばれてみたらいかがでしょうか?