日本で唯一、ハーモニカだけを手掛ける楽器メーカー
ハーモニカメーカー昭和楽器製造株式会社
一つ一つが職人の手作業
浜松市に日本で唯一、ハーモニカだけを手掛ける楽器メーカーがあるのを
ご存知でしょうか?
その会社は、「昭和楽器製造株式会社」と言い今年で創業77年を迎えました。
今回は、昭和楽器製造さんを取り上げた「浜松・浜名湖だいすきネット」からの
記事を一部抜粋してご紹介します。
その前に浜松市外の方々は、新幹線で浜松駅を通過する際に浜松駅前に
建つシンボルのようなアクトタワーを目にすると思います。
実はアクトタワーのデザインは、浜松市の音楽の街、楽器の街をイメージして
ハーモニカをモチーフにしてるんですよ。
そんな浜松を代表するアクトタワーのデザインにも使われているハーモニカ。
そのハーモニカを77年もの間、ひとつひとつ丁寧に職人が手作業で作り上げている
そうです。
ハーモニカはプレートにリードと呼ばれる真鍮製の薄い金属片がついていて
それが振動して音が鳴る楽器ですが職人の調律ひとつで音色が変わってしまうのだとか。
昭和40~50年代には学校教育でハーモニカが取り入れられるようになり、作っても
作っても生産が追い付かない状態だった時には、当時浜松だけでも、10社以上の
ハーモニカメーカーがあったそうです。
しかし、ハーモニカから鍵盤ハーモニカにシフトされ、ハーモニカは衰退の一途を
たどります。
他社はハーモニカから鍵盤楽器生産へと切り替えましたが、昭和楽器だけは今も
変わらず、ハーモニカだけを手掛ける楽器メーカーとして日本で唯一のハーモニカだけ
を手掛ける会社として伝統を承継しています。
昭和楽器のハーモニカは浜松駅やサービスエリアでもお買い求め頂けます。
中でもミニハーモニカはおもちゃではなく、楽器メーカーが作る楽器として職人が
ひとつひとつ調律している、演奏することができるクオリティーだということですよ。
浜松へお越しの際は、ぜひ手に取って見てくださいね。
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