日本の3大祭りとは?
「祭り」という漢字からみる本来の意味は?
日本の3大祭りとは?
「祭」という漢字が意味する事は?
私の町内では、今日と明日はお祭りです。
浜松祭りのような盛大な祭りではないですが、小ぶりの屋台で町内を引き回し
近くの神社に3町の屋台が集結して、練りもやります。
そこで、今回は祭りについての紹介です。
まず、「祭」という漢字の成り立ちですが、「祭」は、「肉+又+示」の
3文字から出来ています。(会意文字といい2文字以上の象形と意味を組み合わせた
漢字)
左上の「月」は「肉」が変形したもの
右上の「又」は、「手」を意味するもの
真ん中の「示」は、「神にいけにえを供える台」から生じた象形
つまり、「祭」という字の持つ意味は、「肉」を「神にいけにえを供える台」に
「ささげる」という意味を表しているのだそうです。
神に供え物をささげて祈り、慰霊を行う儀式、祭祀であったということです。
日本の3大祭りに決まりなし?
日本の3大祭りというと、なんのお祭りが浮かびますか?
祇園祭り
ねぶた祭り
七夕祭り
博多どんたく
長崎くんち
ついでに浜松祭り?(笑)
いろいろ調べてみますと、日本の3大祭りを指す祭りは
「祇園祭」「天神祭」「神田祭」といわれる事が多いようです。
「ようです。」というのは特に決まっているわけではなく、昔から言われているからと
いうような曖昧な感じです。
明治時代に日本三大都市(東京・大阪・京都)の代表的な祭りを取り上げたという
説もあります。
京都の「祇園祭」、大阪の「天神祭」は、ほぼ衆目の一致するところのようですが、
3番目の東京の「神田祭」というのが、ちょっと微妙なようで、東北の人から言わせれば
「ねぶた祭」となるし、九州の人からすれば「博多どんたく」を入れたり
することもあるようです。
2+1みたいな感じで、最後の一つは自分の故郷の代表的な祭りを入れるということも
ありみたいですね。