去年の浜松まつりの人出について
疑惑の68万人の人出について
人出を算出する計算式
いよいよ来週から浜松まつりが開催されます。
お祭り好きの方々は、今からもうワクワクしてることかと思います。
ところで、昨年の浜松まつりを覚えてますか?
浜松市観光・シティプロモーション課によりますと、2023年の浜松まつりの人出は、
初日の3日が75万7000人、4日が80万1000人、最終日の5日が99万7000人。
3日間の人出は合計で255万5000人となり過去最高だったそうです。
そうNHK大河ドラマ「どうする家康」で主演を務める松本潤さんらによる騎馬武者
行列がありましたね?
松潤効果とも言われました。
浜松市の抽選による観覧者2万2000人を大幅に上回り、68万人の見物客が訪れたと
言われました。
私は昨年の5日は県外におりましたので、この目で騎馬武者行列を見たわけでは
ありませんが、当時から発表されたこの68万人?という数字を疑っておりました。
「はぁ??あの鍛冶町通りのどこに68万人が入るスペースがあるの?」
と思ったものでした。
私と同じように疑問に思った方も多いのではないでしょうか?
そこで1年越しに疑惑の68万人について調べました。
昨年の騎馬武者行列のルートは、ザザシティ浜松前を出発、鍛冶町通りを東へ進み、
JR浜松駅前の旭町交差点を左折し板屋町交差点がゴールの、約800メートルの区間
でした。
ここに抽選で当たった観覧定員2万2千人を含め、沿道などに68万人が詰めかけた
ということでした。
この発表は浜松市職員の調査に基づくものでした。
現実的には、野鳥の会の人たちみたいに1人1人を数えることは不可能ですので、
調査方法は、20分間で、40平方メートルの範囲を何人が通ったかを数え、これに
中心市街地の沿道面積と時間を掛わせるなどしたものだそうです。
この調査方法は、日本観光振興協会のガイドラインにのっとったもので
「一定面積の最盛時の利用者×回転数(時間)×全体の面積÷一定面積」で
求めるのだそうです。
一昨年に行われた木村拓哉さんらが出演した「ぎふ信長まつり」の来場者は46万人。
ディズニーのパレードが行われた2013年の浜松まつりは43万人が訪れた
といいます。
これらを考え合わせますと、上の計算式の最大値を取ったとしてもやっぱりちょっと
盛り過ぎではありませんか?(笑)