招き猫があげている手はどっち?
招き猫があげている手の意味は?
招き猫の色にも意味が、、
「招き猫があげている手は、右手それとも左手?」
と聞かれてパッと正確な答えが出る人は尊敬しますねー。(笑)
実は私が急にこの質問をされた時には、「えっ?」とちょっとパニック気味になり
次の瞬間、頭に招き猫を思い浮かべました。
すると、「右手だっけ?」「左手だっけ?」と次々にいろんな招き猫を想像するん
ですが、右手をあげている招き猫も左手をあげている招き猫も両方浮かんで来るん
です。
そう、実はそれが正解だったんです!
よく見ると招き猫には、右手をあげているものと左手をあげているもの両方が
あるんですね。
まず右手を上げた招き猫は、「金運」を招くとされています。
一般家庭に右手を上げた招き猫が飾られることが多いようです。
左手を上げた招き猫は「人」を招くとされています。
小売店や旅館など、多くの来客を求める方が購入する場合が多く、開店祝いにも
よく贈られます。
招き猫が生まれた由来を調べてみますと、諸説あるようです。
江戸時代に猫好きのおばあちゃんが愛猫を手放さなければならなくなったとき、
飼い猫が夢枕に現れて「自分の姿を人形にして祀れば福が増す」と言ったので、
実際に作って売り出すと、それが大人気となり、富を手に入れたとか。
また、戦国時代に女当主・井伊直虎(いい・なおとら)の孫が東京・豪徳寺の門前で
猫に手招きされて寺に入ったところ、落雷に遭わずに命拾いしたことに由来すると
いう説もあるようです。
いずれも猫のおかげで幸運に恵まれたということなどから福を招く猫が、
人気になったとか、、。
また、招き猫の色にもそれぞれ意味があるようで、主なところでは
白の招き猫:開運招福
黒の招き猫:厄除け
金の招き猫:金運万来
赤の招き猫:無病息災
ピンクの招き猫:恋愛成就
最後に両手を上げた招き猫もあり金運と人脈の両方を招き入れると信じられている
そうですが、「お手上げのポーズ」にも見えてしまい今一つ人気がないそうです。