三方不動産株式会社
2023年05月31日
ブログ
お墨付きと太鼓判
お墨付きと太鼓判の語源は?
折り紙付きとは?
人の能力・信用や物の性能・品質などについて、絶対に確実なものと保証することを
「太鼓判を押す」、権力や権限のある人の承諾や保証などのこと「お墨付きを
もらう」などと言いますね?
考えてみれば、太鼓判やお墨付きという言葉は、そもそもどこから来ているのでしょう?
その辺りのことを調べてみました。
太鼓判とは、、、
「太鼓判」とは、一般的には太鼓のように大きな印判のことをいいます。
戦国時代、甲斐の武田氏は「甲州金」という金貨を鋳造しました。その甲州金のうち
一分金は丸い金貨なのですが、その周囲に太鼓の皮留めに似た小さな丸印が装飾されて
いました。
この装飾こそが「太鼓判」なのです。金が削り取られるのを防ぎ、価値を保証する
ためにつけられたともいわれます。
そもそもの「太鼓判」というのは、この金貨の装飾のことだったんです。
お墨付きとは、、、
江戸時代に、幕府や大名から臣下に与えた領地を、後日の証拠として保証・確認する
文書のことを指しました。
この文書には、花押(かおう)という署名を図案化したものを記した文書を渡していま
した。
この花押が墨で記されていたことから「墨付き(判物)」と呼んでいたのが
由来とされています。
ついでに、似たような意味で折り紙付きというのは、、、
折り紙付きの「折り紙」とは、紙を横半分に折った文書のことだそうで、
平安末期より、公式文書や贈呈品の目録として用いられていたそうです。
そこから、江戸時代には、美術品や刀剣などの鑑定書を「折り紙」と呼ぶようになり、
確かな品質が保証されている物を「折り紙付き」と言うようになったとのことです。
どれも「保証する」というような意味がありますが、どれが一番信頼度が
高いのでしょうね?
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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