これからの住まいの在り方
コロナによって変わった価値観とは?
住まいづくりは、これから?
ミサワホーム総合研究所フューチャーデザインセンターでは、コロナ禍を経て変化した
生活者の意識を調査し、これからの時代に求められる住まいの内容を「次世代を育てる
住まいの提案(2022 年版)」として調査研究をベースに提案をまとめました。
こちらです↓
https://www.misawa.co.jp/corporate/news_release/2022/0520/report.pdf
ここでコロナによって私たちの生活や価値観がどう変わったのか、改めてこのレポート
から見てみましょう。
・在宅時間は増えて、家の中のモノなどを見直し快適にしたいという傾向が
はっきりしました。
生活者の関心度は、「外出着」から「部屋着」へ、「メイク」より「基礎化粧品」へと
変化し、「家族との食事」、「住まいの重視度」が上がったなど、家の中でのくらしを
充実させる傾向が見て取れるとのことです。
逆にコロナ前から関心が「低くなった」と答えたものは、「食」に関しては
「外での知人・友人たちとの会食」87.9%、「住」に関しては、「近所付き合い」で
61.3%となっています。
おもしろいのは、「家の中のモノは減らす」という傾向が強まっているのと同時に
「家の中のモノを充実させる」と家の中のモノを充実させたい傾向もあるという
ことです。
・現在の住まいで解決しないといけない問題点については、「面積の広さ」が最多で
51.0%、ついで「収納スペース」46.3%、「水回りの設備」42.8% の順となった。
"今までは住まいの空間は機能別のスペースが主流だったが、部屋の一部で仕事ができる
場所や罹患時に隔離できる部屋など、機会に応じて使い勝手や機能が変えられる場所・
空間が必要とされていることが推察できる。
いかようにでも使える和室・座敷のような新たな可変性をもつ空間を改めて見直す
必要も考えられる"
これからの住まいに求められるモノは、このように皆様の意見を聞きながら
家づくりを提案していかないといけませんね?