浜松国際ピアノコンクールについて
浜松国際ピアノコンクールとは?
次回の開催は?
浜松の音楽文化の象徴
”浜松国際ピアノコンクールは、1991年に浜松市制80周年を記念して、
楽器と音楽のまちとしての歴史と伝統を誇るにふさわしい国際的文化事業として
スタートし、以後3年毎に開催しているコンクールです。
世界を目指している多くの若いピアニストに日頃の研鑽の成果を披露する場の提供と
彼らの育成、世界の音楽文化の振興、国際交流の推進を目的としています。
第1回開催からわずか7年で国際音楽コンクール世界連盟への加盟を認められ、
国際コンクールとしての地位を確立しました。
第4回からは、応募資格年齢の下限を廃止することにより、このコンクールをきっかけに
世界で活躍する優秀な若手ピアニストを多く輩出し、世界的に認められています。”
(浜松国際ピアノコンクールHPより)
こちらです↓
この浜松国際ピアノコンクールを題材にした恩田陸さんの小説「蜜蜂と遠雷」に
コンクールの模様が詳しく描かれていますので、未読の方はぜひお読みください。
恩田さんは、この『蜜蜂と遠雷』を執筆するにあたり、2006年の第6回大会からほぼ
全参加者の演奏を聴き、執筆が終わっている第10回大会においても尚、演奏を聴き
続けていたそうですよ。
私も読みましたが、非常におもしろい本です!
音楽やピアノをすばらしい表現力で文字にした小説を私は他に知りません。
2016年の直木賞、本屋大賞を同時受賞したのも納得です。
このコンクールは、本来であれば第11回が昨年開催される予定でしたが、
残念ながらコロナウイルス感染症感染拡大防止のための厳しい渡航制限が実施されて
いること、また日本への入国が許可された者についても、入国後14日間の待機措置が
義務付けられていること、今後の日本への入国措置の正常化の目途が立っていないこと
から開催が中止になってしまいました。
次回浜松国際ピアノコンクールの開催は、2024年11月の予定です。