実は「日本生まれ」だった食べ物
実は日本発祥の食べ物あれこれ
肉じゃがの誕生秘話
ナポリタンは、実は日本発祥の料理ということをご存知の方は多いかも知れません。
そんな「実は日本生まれだった」という食べ物を集めてみました。
ショートケーキ
「スポンジケーキ+ホイップクリーム+イチゴ」によって作られる「ショートケーキ」
ですが、これはもともと不二家が独自に開発したものだそうですよ。
エビチリ
「日本における四川料理の父」と言われる四川飯店の創業者の陳建民氏が、乾焼蝦仁
(エビを辛いスープで炒めた料理)をヒントに考案したと言われています。
当時の日本人は、豆板醬の辛さに慣れていなかったため、ケチャップやスープなどを
加えて辛みを抑えて作られたそうで、現在のレシピは陳建民氏が晩年になって完成させた
そうです。
トルコライス
ワンプレートにピラフやスパゲッティ、ポークカツなどが盛り付けられた
「トルコライス」も、日本が発祥の料理です。
長崎県のご当地グルメとして知られていますが、関西や横浜、川崎など他の地域にも
長崎とは違ったトルコライスがあり、元祖を名乗るところも多くて発祥は不明の
ようです。
アイスコーヒー
日本が大正時代にコーヒーに氷を入れて飲んだのが始まりだそうです。
当時は「氷コーヒー」や「冷やしコーヒー」と呼ばれていたそうですよ。
石焼ビビンバ
韓国の混ぜご飯「ビビンバ」を熱々の石の容器に入れ、香ばしい香りやおこげも同時に
楽しめる「石焼ビビンバ」
元々はビビンバを冷めないように提供するために、日本で考案されたのだとか。
その人気から韓国へ逆輸入もされたとも言われています。
今回調べていて、私が一番驚いたのがこの料理の誕生秘話でした!
肉じゃが
誕生には諸説あるようですが、現在では日露戦争でバルチック艦隊を打ち破った
海軍司令長官・東郷平八郎に由来するという説が有力だといいます。
1870年から1878年までイギリスに留学経験のあった東郷は、現地で食べた
ビーフシチューの味が忘れられず、軍艦の料理長に命じて作らせたのだとか。
しかし、その料理長はデミグラスソースを知らず四苦八苦。
「牛肉・にんじん・たまねぎ・じゃがいも」という食材のヒントだけを頼りに
作り上げたのが、砂糖と醤油で煮込んだ肉じゃがだそうですよ。
これから私は、肉じゃがを食べるたびに「坂の上の雲」に出てくる東郷平八郎を
思い浮かべることでしょう。(笑)