池・沼・湖の違いは?
湖とは? 沼とは? 池とは?
湖と沼の違いは、広さではない?
先日「池の水全部抜く大作戦」とかいうテレビ番組の再放送を観ていて思いました。
「沼と湖の違いって、なんだろう?」って、、。(ついでに池も)
そこで調べてみますと、このテーマを扱っているサイトが結構あることがわかりました。
そこでいくつかのサイトを参考にさせて頂いてして自分なりにまとめてみました。
まず国(環境省)の定義では、、
環境省では、『湖と沼は厳密には区別されていない』としています。
その上で、「湖」のことを『四方が陸地で囲まれていて、なかに水をたたえてあるもの。
池や沼などより大きく、中央の部分に沿岸植物の侵入を許さない5m~10m以上の深さを
持つもの』に対し、「沼」のことを『一般に深さ5m以下、底は泥深くなっており、
水のなかに水中植物が生えている』としています。
国土交通省の国土地理院のホームページの「国土の情報に関するQ&A」の中に
ずばり、「湖、沼、池の違いは何ですか?」という質問がありました。
その回答は、、
”湖沼等の用語については,厳密に区分することは困難ですが,スイスの湖沼学者
フォーレル(1841-1912年)は,湖沼の深さと水中植物の分布状況から次のように
区分しています.
湖:水深が大きく,植物は湖岸に限られ,中央に深い所には沈水植物を見ないもの
沼:湖より浅く,最深部まで沈水植物が繁茂するもの.
池:通常,湖や沼の小さなものをいい,特に人工的に作ったもの”とありました。
まとめてみますと、、
池は湖沼より小さい水溜り、若しくは人工的に作ったもの。
沼は水深5m以下で水中植物が水底で生育しているもの。
湖は水深5m~10m以上で、深いところに水中植物が生育していないもの。
と言った感じで、広さ(面積)は、あまり厳密になっていないようですね?
こちらのサイトが詳しく解説してくれています。↓