三方不動産株式会社
2021年03月24日
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「へなちょこ」の語源は?
「へなちょこ」の語源となるいろいろな説をご紹介
へなちょこは、お猪口から?
先日、野球解説者の張本さんが、メジャーリーガーの大谷選手の投球をみて
「これはへなちょこのアメリカのバッター、まず打てませんよ」と言ってました。
「へなちょこ」って最近あまり聞かない言葉でしたので、なんか新鮮に聞こえました。
そこで、改めてこの言葉の語源を調べてみました。
まずへなちょことは、未熟で取るに足らないとか役に立たないという理由で人をあざける
ときに使う言葉ですよね。
語源には、いくつかの説があるようです。
ひとつは、明治時代の新聞記者で狂歌師でもあった野崎左文(のざきさぶん)という人
から生まれたというものです。
彼が酒盛りをしていたとき、出てきたお猪口(ちょこ)に酒を入れてみたら、
土がお酒を吸ってしまい飲めなかったのでこれは「へな土」でつくった「猪口」だから
「へなちょこ」だと言って仲間と笑ったそうです。
するとその話が花柳界(かりゅうかい)で広まって一般にも定着したのだという説。
また同じエピソードから、「変な猪口(ちょこ)」だということから、「へなちょこ」
になったという説。
さらに、「へなへな」の「へな」に、細かくて小さいという意味の「ちょこ」を
くっつけて「よわよわしくて小さい」という意味で「へなちょこ」と言うように
なったという説もあるようです。
ちなみに「へなちょこ」を漢字で書くと「埴猪口」と書くのだそうです。
この埴(へな)は、粘土という意味だそうです。
ついでに「ちょこざいな、名を名乗れ!」
という時の「ちょこざい」とは「ちょっとしか才能を持っていない者」をいいます。
これも漢字で書くと「猪口才」だそうです。
いずれにしても、「ちょこ」とつくとあまりいい意味では使われないようですね?
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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