コロナで「売れなくなった商品」に見る生活様式の変化
コロナの影響で最近売れなくなった商品ランキング
なぜ売れなくなったのか?意外な理由も、、。
マスクをするようになったから、、
東洋経済オンラインの記事から、「コロナで売れなくなった商品」のランキングが
出ていましたので、ご紹介します。
売れなくなった理由を調べてみると「なるほど」と思うものから「えっ、意外?」と
思うものまでありました。
では、さっそくランキングをご紹介します。
1位 鎮暈剤(ちんうんざい)(酔い止め薬)
2位 口紅
3位 日焼け止め
4位 強心剤
5位 テーピング
6位 写真用フィルム
7位 ほほ紅
8位 ファンデーション
9位 コールド&マッサージ
10位 おしろい
インテージSRI出所
これは、2月3日以降、市場調査会社のインテージがまとめたものです。
前年同月比との増減率を週単位で公表 直近は4月27日公表
1位の酔い止め薬は、やはり長時間の乗り物に乗る機会が減ったことからでしょうね?
興味深いのは、2位の口紅や7位のほほ紅、8位のファンデーションです。
外出する機会が減ったことが原因と思われますが、アイシャドウ(18位)、
マスカラ(27位)と比べると2位の口紅の減少率が高すぎます。
そうです、マスクの影響ですよね?
マスクに隠れない部分の化粧品の売上に比べると、マスクに隠れる部分の化粧品の
売上の方が減っていることがわかります。
意外なのは、4位の強心剤です。
強心剤というと、循環器系の疾患を抱える人が持ち歩く西洋薬、
それも処方薬を連想しがちですが、この調査の集計対象は市販薬。
売り上げが大きく落ちているのは、実は漢方薬の強心剤です。
日本の漢方薬は品質への信頼度が高く、世界シェアは8割とも9割とも言われています。
本家本元でありながら数%にとどまる中国を大きく凌ぐ数値です。
中国人にも人気が高く、処方箋なしで買える漢方の市販薬は、
訪日中国人観光客が爆買いしていく製品の1つだったという訳です。
こうして見ると新型コロナウイルスの影響で、生活様式が変わったことが
実感できる結果となっているとも言えますね?