オリンピックの自転車競技ルール チームパシュートについて
オリンピック自転車競技 チームパシュートのルール解説
チームパーシュートとは どんな競技?
ちょっと間が空いてしまいましたが、静岡県で行われるオリンピックの
自転車競技について、今回はトラック競技のちょっと馴染みがない
「チームパーシュート」のルールについて、簡単に解説します。
チームパーシュート(団体追抜)は、1チーム4名(女子は3名)の2チームが
トラックの正反対の位置からスタートして、先頭を交代しながら4,000m
(女子は3,000m)を走行するタイムを競う競技です。
(スタート)
・2チームが同時にスタートします
・1チームは、トラックのホームストレッチのセンターラインから
もう1チームはバックストレッチのセンターラインからスタートします
・第1走者のみスターティングブロックを使い、残りの選手の自転車は
競技役員が支えます
・チーム4名は、縦に並んで走行します
(周回とゴール)
・チームのメンバーで先頭を交代しながらトラックを走ります
・前から3番目の選手が、フィニッシュした時点でのタイムを競います
・相手チームを追い抜いても、勝利になります
・味方の3番目の自転車が、相手の末尾の自転車に1メートル以内に近づくと
追い抜いたと判定します
・追い抜かれたチームは、そのあと相手チームを追走したり、追い抜いたりしては
いけません
(メダルまで)
・予選→1回戦→決勝と進んでいきます
・予選では、全チームのタイムを競い、上位8チームが1回戦に進みます
・1回戦では、2チーム×4組で行い、タイムを競います。(相手チームに
追い抜かれたチームのタイムは記録しません)
・上位の1位、2位のチームが決勝に、3位、4位のチームが3位決定戦に進みます
ちなみに、この種目の世界記録は、2008年8月18日にイギリスチームが
出した3分53秒314です。
日本記録は、2003年8月11日に出された4分18秒486ですから
この種目での金メダルは、かなり厳しそうです。
私が自転車競技をやっていた頃は、こんな呼び名ではなかったはず(笑)
実際の競技の動画はこちらです!