浜名湖浄化プロジェクト
浜松市立三ヶ日中学校の取り組みを紹介
クラウドファンディングのお知らせ
20年後の三ケ日のために
先日静岡新聞で紹介された三ケ日中学校が行っている浜名湖浄化プロジェクトを
ご紹介します。
浜名湖は、ご存知のように海(遠州灘)と狭い出入口(今切口)でつながった
淡水と海水が混ざる汽水湖です。
このように、浜名湖は出入口が狭いために水の循環が悪くもともと汚染されやすい
環境にあります。
近年は、深刻な水質汚染が広がり、牡蠣やアサリの不漁、マリンスポーツを
楽しむ人たちの減少、潮干狩りの中止など活気が失われつつあります。
そこで、2012年に三ケ日中学校で行われている総合学習の中で
自分たちの住む町が20年後により良くなるための取り組みについて検討。
その中で、浜名湖を浄化するプロジェクトを始めました。
地元の浜名湖環境保護ボランティア団体「わらの会」をはじめ多くの人の
協力を得て、水質調査として水温や塩分濃度、透明度の計測などを行っています。
一昨年からは、NEXCO中日本との連携協定を締結し、新たに酸素濃度の計測も
合同で行っています。
また、日本各地の水質改善に取り組んでいる小島昭さんをアドバイザーに迎え
2013年ころから、牡蠣の養殖にも取り組んでいます。
牡蠣は、海水をろ過し、プランクトンや有機懸濁物をエサとすることで
海水を浄化する働きがあるそうです。
小島先生が考案した海中で鉄分が溶け出し、牡蠣のエサとなるプランクトンを
増やす「宝島BOX」によって、より多くの牡蠣を育成して水質改善を
進めようとしています。
この「宝島BOX」の追加設置が必要だと考え、1月16日からクラウドファンディング
によって、資金集めもしています。
目標金額20万円のうち、今日までに148,000円が集まっています。
協賛してくださる方、ご興味のある方はこちらからどうぞ!
https://www.makuake.com/project/hamanako/
中学生が真剣に地域を良くしようと取り組んでいるプロジェクト、
我々も応援しましょう!