ねずみ年は、どんな年?
ねずみ年の起源
過去のねずみ年の出来事
ねずみは、なぜ「子」を使うのでしょうか?
2020年の干支は、最初に戻ってねずみです。
ねずみ年の文字は「子」を使いますが、これはもともとねずみではなく子供を
表す文字だったのです。
十二支は、紀元前16世紀にあった中国の古代王朝殷(いん)の時代に生まれました。
当時は、十二支は日付や時刻・方位を表すのに使われていました。
干支に動物があてられたのは中国の秦(しん)の時代、紀元前200年ごろと
いわれています。
ではなぜ子供の「子」の字がねずみになったのでしょうか?
「子」の字には増えるという意味があり、ねずみもたくさん子供を作るので
子の文字をねずみにしたそうです。
よって、「子孫繁栄」の年になる、「繁栄」の年になると言われているのが
ねずみ年です。
株式相場の格言でも「子」の年は繁盛、株は高くなりやすいと記載されています。
では、過去のねずみ年の時はどうだったのでしょうか?
1948年(昭和23年)
・海上保安庁設置
・ミャンマーがイギリスから独立
・第1回NHKのど自慢大会開催
・美空ひばり歌手デビュー
1960年(昭和35年)
・日米相互協力・安全保障条約調印
・池田内閣が出した「所得倍増」政策により経済の飛躍的発展
・日本でカラーテレビの本放送開始
・キリン麦酒が缶ビールを初めて発売
1972年(昭和47年)
・札幌オリンピック開催 日の丸飛行隊が大活躍
・グアム島で横井庄一さん発見
・アメリカから日本へ沖縄返還
・「太陽にほえろ」「必殺仕掛人」放送開始
1984年(昭和59年)
・アップルコンピュータがMacintoshを発売
・ロサンゼルスオリンピック
・グリコ森永事件発生
1996年(平成8年)
・チャールズ皇太子とダイアナ夫妻が離婚
・アムラーファッションやルーズソックスが流行
・任天堂が家庭用ゲーム機「NINTENDO64」を発売
2008年(平成20年)
・インドネシア・スマトラ沖でマグニチュード7.5の大地震発生
・リーマンブラザーズが破綻 リーマンショック
・日本でiPhoneが発売
・ノーベル賞に4人の日本人選出
さて、今年のねずみ年はどんな年になるのでしょう?
繁栄の年ですので、2020年が良い年になるように期待します。